G DATAといえばウイルス検出率が現時点では世界最高峰のアンチウイルス機能を持つセキュリティソフトといわれています。ウイルス検索エンジンにKaspersky(カスペルスキー)とAvast!(アヴァスト)の2種類のエンジンを採用していることで検索効率が向上しているという仕組みのものです。
G DATAは1ライセンスの価格も高価でアンチウイルスのみで5000円程度。インターネットセキュリティ機能を搭載すると6000円前後の価格になる。
最強のウイルス検知率ということで筆者も興味深々インストールしてみました。
あちこちで動作が重いといわれていますが、やはりWEB閲覧制限機能が見る限り必要以上に搭載されています。残念ながらデフォルト設定ではシングルコアのCPUを搭載するパソコンやネット回線速度が遅い環境では使いづらいと感じるくらい表示速度が遅いことを体感できます。
WEBサイトから感染する可能性がある要素を徹底的にガードしているので過度な表示制限機能がついています。バナーやFlashまで制限しているので初心者に限らず、よっぽどパソコンに詳しい人で無い限り使いづらいと感じる場合が多いのではないでしょうか。WEB閲覧制限機能でいえばウイルスバスターかノートンインターネットセキュリティの性能がちょうどいいように感じます。(両ソフトの場合、わかりやすいインターフェイスとこの分野での長い実績が作り出したバランスがいい)
G DATAの管理画面は、そっけない感じですが総合セキュリティソフトとしてファイアウォールやアンチウイルス、定義ファイル更新などさまざまな設定ができます。しかしながらわかり辛い表現が多く初心者向きではないという表現が適しているように思います。
ウイルス検出率が高いのはいいのですがインストール後でも特に危険なファイルの発見はせず、削除、隔離するとパソコンの動作に問題が発生するファイルまで捕まえてしまうので、そこで駆除しますか?と質問されても、そのファイル(ウイルスとGDATAが定義しているだけ)をどうしていいのかも初心者にはわかりません。間違って駆除してしまうと保存しているメール等のデータがPCから削除されてしまうため別の意味で危険にも思えます。
こういった危険性の薄いウイルス定義のファイルに対する取り扱いはせめてウイルスバスター程度の表現に抑えてもらいたいようにも感じる。
Core2Duo E6550 クロック2.33GHz メモリー3GB(実装4GB) HDD600GB程度のうち使用領域は120GB程度
このパソコンでウイルス検索をしているが検索にかかる時間は推定20時間程度かかるのかもしれない。※1参照
CPU使用率はデュアルコアをもってしても30%~60%前後で動いています。かなりの負荷がかかるため相当なスペックを持つパソコン以外はインストールを避けるべきかもしれません。GDATAに次ぐ高いウイルス検出率を誇るESETイーセットスマートセキュリティ(NOD32も同様)の場合CPU負荷は5分の1程度だ。
さらに、とてもではないが大容量データの入ったパソコンでは待ちきれないウイルス検索時間を要する。疑惑ファイルを発見するごとに検索が停止するため、20時間付き合わなければ検索も完了できない。これにはさすがに参りました。
※1 実際にはウイルス検索後5時間程度でエラー(dll errorでプログラム停止GDATAが動かなくなる)が発生して検索完了できず。使用するパソコンの環境によっては正常に動作しない可能性があります。高額でインストールしたソフトの重要な更新ファイルも削除(隔離選択を誤ったため)され復旧するのに一苦労しました。
現時点では一般のパソコン利用者が使うセキュリティソフトとはいいがたい性能のように思える。ウイルス削除の業者などが使うにはいいのかもしれない。
ドイツではシェアナンバー1のG DATAですが日本では告知も少なく人気もありません。コアなPCファンやウイルスを侵入させやすいパソコン使用環境の人には向いているかもしれません。
パソコンのさまざまな機能やネットワーク接続に極めて詳しい人以外はインストール後に悩まされることが多いかもしれません。
また、ウイルス定義ファイルの更新もサーバーが混雑していて更新できない場面などもあり、いまだに古い定義ファイル(初期インストールデータ2007年のもの)のままで動作している状態。
さまざまな面で今後の改善に期待したいところだ。
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お金出してまで使いたいと思わなかったけどな
高性能っても他と同じだろ